こんにちは、MAMiyuです。
わたしは2020年から趣味で絵を描き始めて、最初はプロのイラストレーターを目指していたのですが今は趣味で描くことにしています。
その経緯と、それで良かったかなと思うところを紹介します。
最初はよくわからず漠然と「絵を描いて生活していけたらいいな」と思ってプロを目指して絵の練習をしていったのですが、やればやるほどきつい世界だなというのがわかってきました。
わたしが絵を描き始めたのが2020年の4月頃で、このあたりからアークナイツとか原神とか大陸産のソシャゲが日本に進出してきた時期な気がします。
それに伴って、大陸の絵師の絵を良く見るようになったのですが、めちゃくちゃ上手いんですよね。
それまではアニメや漫画などのイラストは日本がすごいと思っていましたが、今では海外のイラストのレベルがめちゃくちゃ高くなっているのを知ったわけです。
日本のイラストレーターは美術系の学校など行かずに趣味で描いていてイラストレーターになっている人とか結構いるようなのですが、あっちでは小さい頃からがっつり美術系の勉強をしていて基礎力がはるかに高いそうで、そんなガチの美術出身の人たちが今はイラストを描くようになっていると。
わたしはというと、美術系の学校でもなければ美術部でもなく絵の仕事もしていない、アラフォーで絵を描き始めたズブの素人なわけです。
さらに、絵とは関係のない仕事に従事していて、家族もいるので絵を描く時間というのが限られていました。
基礎ができておらず、年齢もアラフォーで、これから死ぬほど練習するというわけにもいかない、そんな立場でプロを目指せるような世界ではないなと。
さらにAIで絵をつくれるようになってきて、単純に「うまい絵」を作る闘いについていくのは無理だなとドロップアウトしました。
ではプロを目指さないなら絵を描くのをやめるのかというと、そうはなりませんでした。
単純に、絵を描くというのは楽しいのです。
自分の頭の中にあるものを、少しずつ形にしていく。
これまでもわたしはスマホのアプリを作ったりもしていて、何かを作るというのが根っから好きなのだと思います。
「うまい絵」を目指すのではなく「好きな絵」を描けるようになろう、というのにモチベーションが変わっていきました。
趣味で描くようになって気づいたメリットとしては、生活基盤と切り離して絵を描けるということではないでしょうか。
TwitterやYoutubeで見かけるイラストレーターは好きなことをやっていて楽しそうにも見えますが、何かあったらすぐにでも収入が途絶えてしまうような危うい立場でもあります。
それを楽しめる人なら良いのですが、わたしは養う家族もいるためその道を選ばなくて良かったのではないかと思うようになりました。
安定した仕事について、生活が安定できているからこそ、落ち着いて絵を描いていられるのかなと。
さらに今では子どもを授かって育休真っ最中ですが、育休というのも会社員をやっているからこそ得られているわけで。
限られた時間ではありますが今後も趣味で絵は描いて、ゆくゆくは同人誌即売会とかに出れるようなものを作れたらいいなと思っています。